Wonder Form
防蟻対応を備えたポリスチレンフォームによる両断熱型枠工法
ワンダーフォーム 組み上げ構築壁工法(特許第3710793号)
工事の流れ
ゼロエネルギーハウス(ZEH)時代に向けた省エネ住宅を実現する組み込み型枠
ワンダーフォームは、基礎工事、鉄筋コンクリート壁構造等
に利用でき、構造体の省力化、断熱化、長寿化、蓄熱、畜冷
化を可能にする優れた工法です。
ワンダーフォームの特長
1.施工性に優れている
積み木ブロックの要領で、組み上げていきます。
切断、加工もカッター、またはのこぎり、熱線
で簡単にできます。また、軽量ですので現場での
取り扱い性も良いです。
2.断熱性能
水分吸収量1g/100c㎡以下で、ほとんど水を
吸わない為、地下室、地下水の高い基礎などに
断熱性能を十分に発揮します。
3.安全性
ワンダーフォームの防蟻成分は、チアメトキサムとい
う成分で、「食塩」や「砂糖」と同じ分類に属するも
ので、「劇物」「毒物」ではありません。
人、動物への毒性が非常に低い【普通物】で
す。パネルは、食品トレイと同じビーズ法ポリス
チレンフォームです。
4.産廃軽減
ポリスチレンフォームですので、切断残材は産業廃棄物としてリサイクルが可能です。ホルムアルデヒド等有害物質を含みません。地下室、倉庫、シェルター等機密性の高い場所にも安心して使用できます。
5.床下空間活用
床断熱の場合、床下空間の活用には限界がありました。ワンダーフォーム両断熱工法であれば、1階床面積部分の床下を十分に活用することが出来ます。せっかくの新築住宅の横に、スチール物置は似つかわしくありません。床下利用で家の周りスッキリ。
床下空間が湿気がない事も大きな特徴です。
すごく得した気分を感じます。
床蔵【ゆかぞう】のある家です、
6.セパレーターによる熱橋なし
※セパレーター(型枠の間隔を一定に保つために、壁や柱・梁の側面に使用する金物のこと)
※熱橋(ヒートブリッジともいう。断熱材を貫通する部材で、断熱材よりも断熱性能が劣る部位が熱を伝える現象。この場合セパレーターになります)
ワンダーフォームは、独特のせパレーター部材で、間接的にコンクリート圧力を分散しています。金属セパレーターが、内外を貫通しない構造となっています。また、室内側にもワンダーフォームがありますので、コンクリートの内部結露はありません。
水分+カビ+昆虫+フンという地下独特の連鎖がなく、乾燥し、匂いのない空間を作ります。
壁の厚みもセパレーターのサイズを変えることで変更可能です。
サイズは
120mm
150mm
180mm
200mm
250mm
となっています。
アンカーボルト、ホールダウン金物等熱橋になりやすい金属類は、内外両断熱工法のワンダーフォームを使用することで、地下室、床下の熱橋はありません。内部空間は、1階室内温度、湿度に近い環境になり、温度・湿度変化の少ない自然エネルギーの醸し出す居心地の良いスペースが出来ます。
(使用用途は、ワイン貯蔵・野菜貯蔵・非常時備品置き場・非常食置き場など多岐にわたります。我が家の安心シェルター)
次世代の型枠「ワンダーフォーム」は省エネ住宅に向けた独自の基礎断熱工法です。
基礎の両側を断熱材でサンドイッチすることで、型枠と断熱材が一体になっており、型枠材のばらし作業がなくなるので高い断熱性能と、工期短縮ができます。
またワンダーフォームは防蟻性・結露防止にも優れ、その防蟻主成分であるチアメトキサムは人や動物への毒性が非常に低く安全性の高いものです。さらに平時は多目的ホールや物置として活用し、災害時は防災シェルターとして使用できます。
傾斜地にも対応できます。
軽井沢フジホームはワンダーフォームでゼロエネルギーハウス時代に向けた省エネ住宅を実現いたします。
特に両断熱材(ワンダーフォーム)を使用した地下室は、コンクリートが地中熱を確保し一定以上の温度を保つため、寒冷地であっても年間の温度変化が12℃で湿気・臭いもなくエネルギーコストのかからない暖かい空間を作りだします。
平常時
多目的ホール (カラオケルーム、シアタールーム、図書室、音楽室)
物置として
外部入口から タイヤ、スキー、農機具、雨具等収納
内部入口から 雛人形、五月人形、各シーズン使用器
具等
(約スチール物置3棟分)
配管や給湯器などを地下室におさめることもでき、メ
ンテナンスも容易かつ紫外線や風雨による劣化も防げ
ます。
両面発泡断熱材にコンクリートが包まれ、貫通セパレータ
―がないため室外、室内の温度差から来る熱橋による結露
が発生しないので、においのない温度、湿度の安定した
空間が保てます。
地中熱がコンクリートを安定的な温度に保つため、夏冬の
温度差が約11℃のやさしい安全な空間を確保できます。
災害時
防災シェルターとして活用
(火災、地震、竜巻、火山噴火等の避難所として)
防災資材倉庫、非常食貯蔵庫、貴重品格納庫
としての利用
万が一被災した場合
ベースメント(地下室)に備えがあれば家族の避難場所になることもできます。
ワンダーフォームの活用例
工事例